摂食障害は、発症原因も症状も人それぞれ。
治りやすさも人によって違います。
「食べたら太る」という恐怖心や、
「食べてしまった」「自分はなんてダメな人間なんだ」という強い後悔から、
精神状態が非常に不安定になってしまうケースも少なくありません。
摂食障害になってしまう方には真面目で完璧主義の方が多く、
自罰的である傾向が高いのです。
治療機関では、カウンセリングなどを通じて心の安定を図っていきますが、
過食によるうつ状態やイライラ感が強かったり、
「過食をコントロールできない」といった場合には
薬を処方されることがあります。
これらの薬は、憂鬱感や落ち込み、無気力、悲観、イライラ、
「集中できない」といった状態を和らげるためのもの。
気分をリラックスさせてくれる効果があります。
なかには食欲中枢に作用して食欲を抑えてくれる効果のある薬もあるようですね。